2015-01-01から1年間の記事一覧
これでおそらく最後になるであろう夫との対面。 夫の佇まいを見て、その様相を見て、肌で感じて、あの人は何も変わっていないということを驚くほど実感した。 病気が治っていないことがよくわかった。 病院に通い続けているのだから、もっと落ち着いた様子な…
ここ数年で一変した私の人生。 人が生きていて、そうある事ではないだろう経験をいろいろと重ねることとなりました。 「助けて、助けて」と幾度も叫び、苦しんで苦しんで過ごした辛く長い時間もやがて通り過ぎていきます。 いかなることであろうとも、“経験“…
先週のお題に乗り遅れることしばらく・・・ 今回綴るのは、私が“ブログを始めたきっかけ”について、です。 私は、ある時、私自身がある社会的問題(課題)に直面することとなり、それをきっかけにブログを書き始めました。 私が直面したある社会的問題、それ…
私は、自分がまさか夫から暴力を振るわれるとは思ってもみませんでした。 けれども、私たち夫婦の間に起きたことは、紛れもない事実でした。 夫は、自分のしたことを認める、謝罪するなどということからはほど遠く、むしろ「自分の方が妻からのDVに遭った…
今日、用事で外出した際、少し空き時間ができたので、ここのところ忙しくてなかなか行けなかった図書館に行ってきました。10冊借りてきました。 目的は、DV関連の書籍を借りるため。 さらに、調停と裁判に備えるため。 長い長い闘いの“終わり”と“始まり”で…
暴力について、改めて考える。私は、何もわかっていなかった。また、“わかった”気になっていた。
『ボコボコに殴られる』 衝撃でした。 それは、まるで、本当に雷に打たれたような、全身を激しく何かに打ち付けられるかのような、とても、とてつもない衝撃的な出来事でした。 自分がそれまで生きてきた中でも、あまりに衝撃的な出来事で、私は、その時の光…
4月3日 保護相談員との面接。 最近の体調について話をして、引き続き、調停のこと、仕事のことなど話をした。 今の私の状態は、「確かに回復の途中にあり、段階をひとつひとつ進んでいる」 ということだった。 「過去にあったことは過去のことに出来てきてい…
久しぶりに同僚と雑談をする時間に恵まれた。 穏やかで、心地よい、温かな時間だった。 ありがとう。 ゆっくり話せて本当によかった。 先日は、上司との面談があり、“話し”をする機会に恵まれている今日この頃。 この“話し”によって、私はとても救われる。 …
『私を殴る』夫は、嫌いだ。 私はまだ夫を愛している。 私は、それをうまく伝えられなかった。 私は、それを伝えるのが怖かった。 また殴られるのが怖かったから。 嫌われるのが怖かったから。 拒否されるのが怖かったから。 殴ることはいけないこと。 暴力…
「殴られることはDV。でもそれだけがDVではないの。 良く聞いて。あなたは、間違いなくDVを受けている」 あの日、小さな面接室で、初めて会った女性相談員に言われた言葉。 まるで、雷にでも打たれたかのような衝撃を覚えたのを、 私は、今でもはっきりと覚…