息をのむ。
来た。。
よみがえる記憶。
息が止まる
手が震える
早く顔を確認しないと…
危なかった。
車をぶつけるところだった。
何度か運転中に、ひやりとしている。
ある場所を通りかかって、そこをたまたま覗いたら、夫によく似た男性を見かけた。
覗くといっても、そこは常に解放されているような公共の場。
視線を向ければ必然的に中は見えるのだ。
息を飲んだ。
そんなバカな…
まさかこんな近くにいたなんて…
今来た道を、戻って、もう一度…
事故を起こすところだった。
危なかった。
呼吸を整えて、もう一度。
顔を、確認しないと。
ああ、混乱してるなぁ。